食虫植物

ネペンテス グラシリス|食虫植物navi

食虫植物の種類と育て方

食虫植物ネペンテス グラシリス

ネペンテス グラシリスについて

英名:Slender Pitcher-Plant

学名:Nepenthes gracilis

分類:ナデシコ目ウツボカズラ科ウツボカズラ属

分布:スマトラ島、ボルネオ島など。

ほっそりした小さな補虫袋をいくつも付ける小型のウツボカズラです。袋の形にはいくつかの変異がみられます。また、ネペンテス グラシリスはとても広範囲に分布しているため、他のウツボカズラとも生息地が重なり、しばしば自然交雑種が見つかります。

暑さにはかなりの耐性がありますが、冬はできるだけ暖かくしてあげます。夏の暑い時期に3枚くらい葉を付けて切り取り、挿し木すると、一ヶ月ほどで根付きます。親株からは複数の新しい芽が出てくることがあります。

日照不足には強く、明るい日影で育てると葉が美しく育ちます。

用土はミズゴケが適しています。他のウツボカズラよりも、かなり湿った用土を好み、モウセンゴケやハエトリソウと同様の育て方が向いています。用土さえしっかり湿っていれば、蒸れにも多少の湿度不足にも強いウツボカズラです。